北海道地質調査業協会について
北海道地質調査業協会について
本法人は、北海道内に事務所を有する地質調査業を営む法人をもって構成し、会員相互による地質調査業の健全なる進歩発展を図り、地質調査技術の改善と研鑚に努め、地域経済及び社会資本の整備充実を向上させ、公共の福祉に寄与貢献すると共に、会員の社会的地位の向上を図ることを目的とします。
会員企業は、地質調査業が地質・土質・地盤・地下水など、主として地中の不可視なるものを対象とし、かつ、技術情報という無体物を成果品とする知的産業であることを自覚し、優れた専門技術をもって顧客の要望に応えるため、次の諸事項を行動の指針といたします。
1.社会的な責任を果たすために
(1)社会的使命の達成
私たちは、業務を誠実に実施することにより、国土の保全と調和ある開発に寄与し、その社会的使命を果たします。
(2)法令等の遵守
私たちは、業務に適用される全ての法令とその精神を守り、透明で公正な行動をとります。
(3)環境の保全
私たちは、自然に深く係わる立場を自覚し、環境との調和を考え、その保全に努めます。
2.顧客の信頼に応えるために
(1)良質な成果品の提供
私たちは、顧客のニーズと調査の目的をよく理解し、信義をもって業務にあたり、正確で的確に表現された技術情報を提供します。
(2)中立・独立性の堅持
私たちは、建設コンサルタントの一翼を担っていることを自覚し、業務に関する他からの一切の干渉を排除し、中立で公正な判断ができる独立した立場を堅持します。
(3)秘匿事項の保護
私たちは、顧客の利益を守るため、業務の遂行中に知り得た秘匿事項を積極的に保護します。
3.業の地位向上を図るために
(1)自己責任原則の徹底
私たちは、常に自己を高めることに努め、自らの技術や行動に関しては、自己責任原則の徹底をはかります。
(2)技術の向上
私たちは、不断に専門技術の研究と新技術の開発に努め、技術的確信と熱意をもって業務に取り組みます。
(3)個人並びに職業上の尊厳の保持
私たちは、自らの尊厳と自らの職業に誇りと矜持を持って行動するとともに、業務にかかわる他の人々の名誉を尊重します。
主な事業
1.協会業務の周知
(1)理事会議事録、連合会からの情報その他の情報の周知
(2)意見交換会要望と回答の周知
(3)業務連絡及び資料の提供等
2.協会活動
(1)講習会、講演会を通じた情報提供
(2)学会及び研究機関等との連携の強化促進
(3)災害応急対策に関する北海道開発局、北海道建設部との連携
(4)現場作業における安全作業の徹底に関する注意喚起
3.広報活動
(1)「会員名簿」の配布と「地質調査技士等の資格者及び地質登録業者」の積極的な活用要請
(2)北海道開発局、各開発建設部、北海道建設部及び農政部、総合振興局及び各建設管理部への広報活動
(3)報道機関への広告
(4)意見交換会の実施
理事長あいさつ
日頃より、地質調査業に対しまして深いご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
当協会は、公共事業をはじめとする社会インフラ整備において、地質調査の進歩と改善を図り、公益に寄与することを目的として設立し、本年65周年を迎えました。これからも、協会員一同、ますます新たな気持ちで活動してまいります。
平成30年9月に発生した『北海道胆振東部地震』により、北海道はかつて経験したことのない災害に見舞われました。当協会は、かねてより北海道開発局および北海道と災害協定を締結しており、このたびの地震災害に際しましても、協定を活用した迅速な対応により、復旧の初期段階に大きく貢献いたしました。とくに、大規模岩盤地すべりにより土砂ダムが形成された「日高幌内川」におきましては、複数の会員企業が協働し、余震が継続する厳しい状況の中、大きな成果を上げました。当協会は、今後も万一の災害に対して、より強固な体制を整備し、安全・安心な社会の構築に寄与してまいります。
また、近年では予期せぬ地質的問題が建設工事における事故や工事費の高騰を招く「地質リスク」が大きな社会問題になっております。このため、事前に「地質リスク」を把握し回避するための「地質リスク調査検討業務」発注の動きが全国的に拡がっており、北海道開発局からも、平成28年度から5件の業務が継続して発注されています。当協会では、「地質リスク」に対処する「応用地形判読士」および「地質リスクエンジニア(GRE)」が会員企業に在籍しており、上記業務をいずれも会員企業が受注するなど、社会のニーズにいち早く対応しております。
今後とも、当協会へのご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。
一般社団法人 北海道地質調査業協会 理事長 千葉 新次
役員名簿
理事長 | 千葉 新次 | 大地コンサルタント(株) |
副理事長 | 金 秀俊 | (株)ドーコン |
理事 | 小林 直幹 | トキワ地研(株) |
田中 卓 | 拓北地下開発(株) | |
中川 岳 | 北海道土質コンサルタント(株) | |
舟田 幸太郎 | (株)エーティック | |
岩中 利行 | (株)構研エンジニアリング | |
上山 弘 | 上山試錐工業(株) | |
土本 浩二 | 大日本ダイヤコンサルタント(株)北海道支社 | |
磯貝 晃一 | (株)開発調査研究所 | |
監事 | 高岡 伸一 | 野外科学(株) |
歩み
昭和33年 | 北海道協会 設立 |
昭和37年 | 全国地質調査業協会連合会(全地連)結成 |
昭和41年 | 「地質調査技士資格検定試験」始まる |
昭和59年 | 「地質調査技士資格検定試験」建設大臣認定試験となる |
平成6年 | 全地連「技術フォーラム’94」を札幌で開催 |
平成16年 | 技術アドバイザー制度発足 |
平成18年 | 「地質情報管理士」資格制度を設立 |
平成19年 | 全地連「技術e-フォーラム2007」を札幌で開催 |
平成20年 | 北海道地質調査業協会 創立50周年 |
平成22年 | 全地連「産学官連携技術講習会」を前年に引き続き札幌で開催 |
平成24年 | 「応用地形判読士資格検定試験」始まる |
平成25年 | 「地盤品質判定士検定試験」始まる |
平成26年 | 全地連「道路防災点検技術講習会」を札幌で開催 |
平成27年 | 全地連「ステップアップ講習会」を札幌で開催 |
平成28年 | 一般社団法人 北海道地質調査業協会 設立 |
平成29年 | 全地連「技術フォーラム2017」を旭川で開催 |
平成30年 | 一般社団法人 北海道地質調査業協会 創立60周年 |
令和元年 | 全地連「道路防災点検技術講習会」を札幌で開催 |
令和3年 | 全地連「ステップアップ講習会」を札幌で開催 |
令和5年 | 全地連「スキルアップ講習会」を札幌で開催 |
協会組織図
全国地質調査業協会連合会の本部および地区協会
販売情報
当協会では、以下の資料を用意しております。
購入希望の方は、当協会事務局にご連絡をいただくか、協会までお越しいただければ、購入できますのでご利用ください。
全国標準積算資料(土質調査・地質調査)令和5年度改訂歩掛版
会員価格 | 一般価格 |
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5,940円 | 9,350円 |
報告書作成マニュアル(土質編)
第2版
会員価格 | 一般価格 |
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1,980円 | 3,300円 |
所在地とアクセス
名称 | 一般社団法人 北海道地質調査業協会 |
所在地 | 〒060-0003 札幌市中央区北3条西7丁目1 第1水産ビル5階 >>GoogleMap |
TEL | 011-251-5766 |
FAX | 011-251-5775 |
HP | https://www.do-geo.com |
jimukyoku@do-geo.com |